頚椎症(けいついしょう)でお悩みの方へ
ピリピリとした痛みや痺れなどが首から腕へかけて現れる症状は、整形外科へ行けば頚椎症(けいついしょう)と診断されます。痛みがひどい場合には手術を提案されることもある症状ですが、もしあなたが手術を勧められても少し待ってください。
まず手術では改善できない場合があることを知っていただきたいです。そして、手術を受ける前に東洋医学の施術を試してみてください。それがあなたの体にとって最善の道かもしれません。
今回はこの頚椎症について詳しくお話いたします。
頚椎症とはどんな症状か?
頚椎症とは
- 酷い肩こり
- 首から腕にかけての痺れ
- 箸が持ちづらくなる
- ボタンが留められない
- うまく走れない
などの日常生活の動作ができなくなる症状です。
頚椎症の原因
その原因は、「椎間板」という背骨のすき間でクッションの役割をはたしている部位やじん帯が、老化によって変性し脊髄や神経を圧迫するため、とされています。
こうした症状を感じたら、まずは整形外科を受診されることが多いと思います。そこでレントゲン検査やCTスキャンなどの精密検査を行うこともありますが、実はレントゲンなどの検査で得られる情報には限界あるのです。
レントゲンでわかる情報がすべてではない
レントゲンによって得られた画像と症状が一致するのは全体の2割程度に留まる、というのが整形外科学会の発表によりわかっています。
そもそも、実際に痛みを感じるのは動いているときが多いにもかかわらず、撮影できるのは静止画だけです。ですので、レントゲンよりも精密に撮影できるCTスキャンやMRIをもってしても、人の体や症状のすべてを把握することは難しい、と考えるのは自然な流れともいえます。
手術を受ける際には、レントゲンなどで発見した骨の突起などを頚椎症の原因とし、それを取り除くことで治療にあたります。しかし、それが手術を行っても症状が改善できない要因かもしれません。
手術を受けても改善しないリスクがある
頚椎症の一般的な治療法として挙げられるのは、湿布や電気治療です。また、痛み止めの薬やリハビリを併用する場合もあります。
これらで改善が見られない場合、また日常生活に支障が出るほど症状が重い場合は手術を勧めるのが西洋医学です。しかし、手術をしても症状が改善されない例も数多く存在します。その原因は不明ですが、手術としては成功しているため、患者さんが打つ手はありません。経過観察か、服薬などでやり過ごすしかないのです。
そこで頚椎症でお悩みの方は、東洋医学へ目を向けていただきたいと思います。
東洋医学が考える頚椎症の原因は「不通即痛」
不通即痛(ふつうそくつう)とは、体の巡りが悪い、つまり血液などの循環不全が原因で、要所に痛みや痺れが出てくるという意味で、これが頚椎症に対する東洋医学の基本的な考え方です。
これは、1500年も昔から民間治療を続けてきた東洋医学の歴史から導き出された、確固たる事実に基づいた理論です。
病院は東洋医学を勧めない
西洋医学の知識で人々を治療する一般的な病院では、残念ながら東洋医学の知識は知られていません。それゆえ、治療や手術を行っても改善できなかった頚椎症の患者さんを前に、鍼灸を勧めることはありません。
しかし手術を受けてしまうと、その後で東洋医学の鍼灸を行っても効果が薄く、改善が難しくなるケースもあります。手術までしたのに、症状が改善できないばかりかこれ以上の治療が望めないとなるとやるせないでしょう。
できれば手術は最後の手段として取っておいて、その前に「ダメ元でいいから東洋医学を試してみよう。」そんなお気持ちで、まずはお気軽に相談していただきたいのです。
東洋医学の鍼灸で不通則痛を改善!
当店では鍼やお灸をはじめ、食生活や生活習慣の改善、場合によっては漢方の力を使い「不通即痛」の改善を目指します。
「鍼やお灸は痛みを伴うのでは?」と心配されることもありますが、当店では「痛くない鍼治療」を掲げ、ご年配の方やお子様の施術でも定評を頂いております。
おわりに
鍼灸の施術を受けていただくと、頚椎症の悩みから解放されるだけでなく、日常で感じる体の不調(たとえば肩こりや腰痛、寝つきの悪さなど)からも解放される方が数多くいらっしゃいます。体を根本から健康に導くアプローチを取る東洋医学だからこそできた結果です。
ぜひ一度、東洋医学専門の鍼灸院へお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。