肩こりについて

肩こり

肩が痛い、重い、だるいといったツライ肩こりの症状。

おうち時間やテレワークが増えた昨今、肩こりについての悩みはますます増加の一途をたどっています。実際当店にも鍼灸でなんとかならないかと、わらにもすがる思いで来店される方が少なくありません。

そこで今回は肩こりを鍼灸で改善させるメカニズムと、当店の施術についてお話しします。

肩こりの症状と原因

肩こり

  • 「首から肩、背中にかけて痛みや張りがある」
  • 「肩が慢性的に重だるい」
  • 「肩の痛みと合わせて頭痛や吐き気、めまいが起こる」
  • 「腕や手が痺れる」

肩こりと一言でいっても、症状の現れ方は人によりさまざまです。

肩こりは肩や首の筋肉が硬くなって血管が圧迫されることで血流が悪くなり、疲労物質が蓄積することにより起こります。わたしたちの頭は体重の約10%の重さといわれていて、肩と首は体重の4分の1の重さを支えているため、どうしても負荷がかかりがちです。

首や肩の筋肉が硬くなる原因は肩への負担が主ですが、その要因はいくつか挙げられます。

①不良姿勢

悪い姿勢

デスクワークや長時間のスマホの使用は、頭を前に突き出した姿勢で背中が丸まった状態になります。ほかにも家事や育児などは特に、猫背や頭、肩が突き出た状態になりがちです。

こうした不良姿勢の時間が長くなるとストレートネックや猫背が定着してしまい、肩や首の筋肉に強い負担がかかってしまいます。

②ストレス

ストレス

仕事や家事、人間関係など日常生活につきまとうストレスも肩こりの要因のひとつ。ストレスによるイライラは交感神経を強く働かせ、筋肉の緊張も高まります。

また、ストレスにより脳が痛みに敏感になると、筋肉が緊張していなくてもストレスを感じただけで肩こりが起こるという悪循環を招く恐れもあります。

③ケガや病気の影響

交通事故

スポーツ障害や交通事故などによるケガや、肩こりを引き起こす病気を発症している場合も、ストレートネックや猫背を引き起こします。

なぜ肩こりに鍼灸が効果的なのか

東洋医学の説明

肩こり改善に鍼灸施術は非常に有効ですが、実は肩こりといってもさまざまなタイプがあります。精神的な問題からくる肩こりなのか、気候や環境の変化によって起こる肩こりかによっても対応がまったく変わってくるため、まずは自分の肩こりのタイプを知ることが大切です。

鍼灸は東洋医学の伝統的な手技のひとつで、身体のツボ(経穴)に鍼やお灸で刺激を与えることで不調を改善させていきます。また、東洋医学は人体を五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)ととらえて施術をしていきます。

五臓は相互に関わり合いながらつながっていて、そのバランスを保つことで健康を維持できるという考えが東洋医学の基本です。肩こりのタイプもこの五臓に当てはめることができ、どのタイプの肩こりかによって用いるツボも異なります。

当店の施術について

院長の施術

肩こりの施術はお客さまの性別や体格、冷えや頭痛といった症状の有無、お身体の状態などから、どのタイプに属する肩こりなのかを正確に判断しなければなりません。

当店では東洋医学の伝統的なカウンセリングである四診法(ししんほう)を用いて、不調の原因を根本から究明します。四診法は五感を駆使して行う診断で、そこから得た情報を元にお客様の肩こりのタイプに合ったツボへ鍼灸でアプローチをしていきます。

施術の流れについては、実際に当店で肩こりの施術を行ったお客様を例にご紹介します。

40代男性のケース

3年ほど前から肩こりの症状が現れ、何をしていても肩こりが辛くて気になる状態になってしまったお客様。来店時は通勤中に電車のつり革に掴まるのも苦痛で、ひどい時は頭痛も伴っていたそうです。

肩こり

東洋医学専門の当店が捉える肩こりの原因

東洋医学で肩こりは「経絡を流れる気血の鬱滞」が原因だと考えます。経絡とは全身に張り巡らされた「気・血・水」を流れる管のことで、巡りがスムーズだと何ら障害は起こりません。しかし、何らかの要因で流れが滞るとそこに「しこり」ができて肩こりを引き起こします。

施術方針の決定

当店では原因に合わせてそのしこりを取り除く施術を行います。巡りの滞りは、東洋医学だと血液を全身に行き渡らせる機能の低下と捉えます。これを肝の疎泄作用と呼び、肝のツボや経絡を使って疎泄作用を高めることを施術の目的とします。

施術内容

東洋医学の施術は大きく分けると「標治法」「本治法」の2つがあります。

「標治法」は対症療法で、痛みがあるところを直接狙う施術法です。「本治法」は肩こりの症状が出てくる背景となっている原因を改善する施術のことで、当店は本治法から行っていきます。

こちらの方は肝の虚と診断し、まずは足のツボに鍼を刺さずに接触させて補いました。あわせて、肩の痛む部位から子牛流注を用いた子牛治療で遠隔的に痛みにアプローチをしていきます。次にうつ伏せになってもらい、背部の反応部位に2〜3㎜鍼を刺入。最後に気・血・水の巡りを良くする奇経にお灸をして1回目の施術は終了です。

2回目以降はお客様の状態を伺いながら、その日の体調に合わせてツボを選んで肩こりの根本改善を目指していきました。

施術回数とその後の変化

その後週に1回、2ヶ月間当店に通われたお客様は、3回目以降から肩の痛みの強さや頻度が少なくなり喜ばれていました。合計8回の施術でほぼ症状は改善し、頭痛もなくなったそうです。

現在は2週間に1度のペースでメンテナンスに通われています。

肩こりのタイプを知って鍼灸でアプローチ!

ストレッチ

肩こりは根本の原因を究明し、的確なアプローチをするのが改善への近道です。当店の鍼灸施術はお客様の肩こりのタイプを見極め、オーダーメイドの施術で改善へと導いていきます。

病院や他店に通っても治らないツライ肩こりの症状にお悩みの方は、ぜひ当店までお気軽にご相談ください!

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています