高血圧について

高血圧

自覚症状があまりなく、日常生活に影響が少ないからと軽視されがちな高血圧。しかし当店にいらっしゃる方のなかには、高血圧の症状で悩まされている方も少なくありません。

高血圧は放置しておくと命に関わる病気に進行する恐れもあるため早めの対処が重要です。今回は高血圧でお悩みの方のために、東洋医学が捉える高血圧の改善法や鍼灸の施術についてくわしくお話しします。

高血圧の症状と原因

高血圧

  • 「原因不明の頭痛や肩こりが続いている」
  • 「最近息切れや動悸が起こる」
  • 「頭が重だるくめまいがする」

高血圧は自覚症状に乏しく、症状がないからと油断しているとある日突然、脳卒中や心筋梗塞といった致命的な発作を引き起こす恐れのある病気です。

そもそも血圧とは心臓から血液が押し出されたときに、血液が流れる血管の壁に圧力がかかることをいいます。高血圧は文字通りこの血圧が高い状態を示し、最高血圧が140mmHg以上、あるいは最低血圧が90mmHg以上あると高血圧と診断されます。

高血圧の状態が長く続くと血管(動脈)の壁に負担がかかり、動脈硬化が進行していきます。すると血流が不足するばかりか血栓ができやすくなるため、心臓や脳などに心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を引き起こす可能性があるのです。

高血圧の2つの原因

暴食

高血圧が起こる原因は主に2つに分類されます。

二次性高血圧

高血圧の約10%を占めるといわれていて、高血圧以外の病気も潜んでいるため注意が必要です。例えば腎機能が低下して起こる腎性高血圧や、ホルモン異常による内分泌性高血圧、薬の副作用で起こる薬剤性高血圧などが挙げられます。

これらは原因となる病気を治療すれば高血圧も改善されるため、早めの医療機関への受診が必要です。

本態性高血圧

高血圧の約80%以上はこの本態性高血圧といわれていて、残念ながら現代の医学ではまだ原因ははっきりと解明されていません。

しかし、肥満やアルコールの飲みすぎ、ストレスや食生活の乱れ、運動不足などが誘因として指摘されています。

なぜ高血圧に鍼灸が効果的なのか

鍼灸

先ほど高血圧の原因は明らかにされていないとお話ししましたが、それは西洋医学の話で東洋医学は違います。なぜなら東洋医学は原因不明の症状改善を得意としている医学だからです

東洋医学には四診法(ししんほう)という伝統的なカウンセリング法を用いて、お客様の身体の状態を見て聞いて、実際に触って相対的に診断します。そのため高血圧の根本的な原因を見極め、原因に合わせた指導法や施術で改善へと導いていけるのです。また、東洋医学は五臓(心・肝・肺・脾・腎)の機能を向上させると総体的に身体の調子がよくなるという考えがあります。

五臓の機能改善には鍼とお灸を用いた経絡治療(けいらくちりょう)が非常に有効です。

経絡治療とはネルギーや血液の通り道である経絡と体表部の接点である経穴(ツボ)を鍼やお灸で刺激することをいいます。身体全体のバランスが整うため、施術を受けると高血圧だけでなくほかの不調も合わせて改善していくのが鍼灸施術の強みのひとつ。これは身体をひとつなぎとして施術を行う東洋医学だからこそなせる業です。

当店の施術について

施術

50代女性のケース

一年ほど前から病院で高血圧症を指摘され、薬を服用されているお客様。

薬を飲むと血圧は120-130の間で落ち着きますが、服用をやめると160まで上昇してしまうそうです。また、数年前から頭痛や首、肩のこりがひどく痛み止めも手放せなくなっているようです。

根本的な体質改善を求めて当店へいらっしゃいました。

東洋医学専門の当店が捉える高血圧の原因

東洋医学では高血圧症を改善させるには食事と精神的ストレスを取り除くのが第一と考えます。まずは生活習慣の養生法をお客様に伝えるとともに、鍼灸で身体のバランスを調整していきます。

鍼灸施術においては、経絡の縦のルートである経脈を通るエネルギーの流れを整えることが大切です。

この方の場合は、

  1. 首と肩のこりを取り除く
  2. 腹部、特に下腹部の虚(エネルギー不足)を補う
  3. 腰と下肢の冷えを取り除く

以上をメインに施術を行いました。

これらはすべて経絡を流れるエネルギー(気)や血液の流れが滞り、停滞してしまっているのが原因と考えます。気血の流れが長時間のデスクワークやストレス、運動不足などの何らかの誘因によって滞るとしこりができ、身体のこりや冷えにつながってしまうのです。

高血圧というのは血管の圧を上げないといけないくらいに身体の循環が悪いということなので、そのしこり(滞り)をとってあげることが高血圧改善のポイントとなります。

施術内容

東洋医学ではしこりは肝の疎泄作用(全身にくまなく血液を行き渡らせる働きのこと)の低下によるものと捉え、肝の疎泄作用を向上させることを施術の目的とします。当店の施術は、高血圧の根本的な原因を改善させる「本治法」を肝のツボや経絡を用いて行っていきます。

まずは肝のエネルギーを補うため、足のツボに鍼を接触させました(このとき鍼はまだ刺さない)。次に1日の気血のリズムを現す子午流注を鍼灸に応用させ、首や肩の痛みへ遠隔的にアプローチをかけます。さらにうつ伏せになっていただき、背部の反応がある部分に鍼を2〜3ミリ刺入。最後に高血圧の特効のツボと呼ばれる足の太陽膀胱経の崑崙に5分ほど置鍼をします。仕上げは気血の巡りを整える奇経にお灸をして1回目の施術は終了です。

2回目以降はお客様の反応を見ながらその日の体調に合わせてツボを選び、高血圧の根本的改善を目指します。

施術回数とその後の変化

こちらの方の場合、週に1回のペースで3ヶ月間通われると肩こりや頭痛が減ってきました。そのタイミングで血圧を測ると110〜120に落ち着いたため、薬も量を減らすよう調整されたようです。

施術開始から2ヶ月で頭痛がなくなり、痛み止めもほとんど飲まなくて済むようになりました。その後、高血圧の薬も一年ほどかけてやめられたそうです。

鍼灸でしこりをとって高血圧を改善へ!

汗をかく

高血圧の改善のために目指すのは、薬を飲まずに自然に血圧を下げられる身体になることです。東洋医学に基づく鍼灸施術は身体全体の自然治癒力を高め、高血圧を根本から改善できる力があります。

通院したり薬を飲んだりしても治らない高血圧の症状にお悩みの方は、ぜひ一度当店の鍼灸施術をお試しください。各人に合わせたオーダーメイドの施術で高血圧改善に向けて全力サポートいたします!

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています