頸椎捻挫の後遺症について

頚椎捻挫

頸椎捻挫とはなんらかの衝撃を頭や体に受けた結果、首を捻挫(ねんざ)したときになるケガです。交通事故、つまずいて転んだ、高いところから落ちた、といったときに見られることが多いものです。

この頸椎捻挫は、捻挫の症状が治ってからも

  • 雨の日になると頭が痛くなる
  • 体のだるさを感じる
  • めまい
  • 手が痺れる

といった後遺症を見受けられることがあります。後遺症は放っておくと慢性化してしまうため、早めの発見と治療が大切です。病院や整体などの選択肢もあると思いますが、東洋医学も考えてみませんか?

頸椎捻挫の症状と後遺症の症状

むちうち

頸椎捻挫の症状はなんらかの衝撃を受けてからすぐ現れる場合や数時間後・数日後に現れる場合もあります。

  • 首、首まわりの痛み
  • 首を動かせない
  • 頭痛
  • 首から後頭部、もしくは背中へかけての痛み・こり

上記のような痛みを感じ、症状は数カ月間続くことも。一方、副症状として、先ほども挙げたような頭痛、体のだるさ、めまい、痺れの他、目のかすみや耳鳴り、集中力の低下や不安感、睡眠障害などがあります。

ただ、こうした症状は捻挫の症状と同時に現れることもあれば、後遺症としてしばらくたってから現れることもあり、頸椎捻挫が原因だと気がついていないケースも多々あります。

頸椎捻挫の原因とは?

交通事故

直接的に筋肉を傷めてしまったなど、じん帯の損傷が原因の場合と、交通事故や激しい接触事故などにより反射的に頸椎を守ろうと体が緊張を起こし、結果筋肉を傷める場合が考えられます。

また、スポーツなどでよくみられるのが過剰に首へ負担が掛かりすぎた場合、首の軟部組織を痛めてしまうことがあります。

病院での一般的な治療方針

病院

基本的には安静に過ごすことです。骨に異常がなければ安静にするための首に巻く頸椎カラーもいりません。むしろ、下手に固定しすぎてしまうと痛みが長引いてしまう場合もあるので、1カ月ほどを目安に安静し、少しずつ日常生活に慣らしていくのが一般的な治療方針になります。

ただ、頸椎捻挫の症状が治っているのにもかかわらず続く後遺症については、病院で何か治療をしようと思っても手の打ちようがないケースがあります。たとえばめまいの場合、それがたとえ頸椎捻挫が原因と思われても、めまいに対する根本的な解決法が見いだせないのです。

困ったときは東洋医学!

はり施術

回復期にあってもまだそうした症状に悩まされているなら、一度東洋医学へ足を運んでみてはいかがでしょうか。回復期といえばリハビリです。リハビリを終えると慢性期に入り、本来なら回復している状態のはずですが、それでもなんらかの不調が残っているときは、東洋医学の鍼灸施術に効果が期待できます。

東洋医学の鍼灸とは?

お灸

整体・マッサージ・鍼灸、これらはよく混同されてしまいますが、鍼灸は東洋医学を基本とした考えを持つもので、西洋医学とはまったく異なる視点から病気へアプローチをかけることができます。

東洋医学的な観点からこうした後遺症を説くと、そうした症状が残るということはつまり、体の機能がまだ完全には回復していないという結論にいたります。頸椎捻挫は首だけにスポットを当てられがちですが、首が弱ればそこにつながるあらゆる体の部位も弱くなって当然だと思いませんか? そうです。東洋医学では首だけでなく全身をくまなくみて施術することで、あらゆる後遺症を改善に導いていくことが可能なのです。

東洋医学では鍼灸という施術を行います。鍼と灸により経絡のツボを刺激することで、筋肉や内臓に直接アプローチをかけることができ、体の機能を向上させることができるのです。経絡というのは体中を血管のように巡っているエネルギーが通る管のようなもの、とお考えください。その経絡上にあるツボを刺激すると、頸椎捻挫の後遺症と考えられる症状についても、めまいにはめまいに効くツボ、睡眠障害に効くツボ、耳鳴りに効くツボ、どんな症状にも対応できるというわけです。

なかなか治らない症状は、当店にご相談を!

腕組

頸椎捻挫はこれといった治療薬はなく、安静にし、適度に体を動かしていくことが完治のポイントになるケガです。

ただ、いつどのタイミングで体を動かしていいのか、この痛みは肩こりなのか捻挫の名残なのか……など、判断をつけづらいシーンが出てくると、後遺症が出てきたときに心配ですよね。そうしたお悩みやご相談も、ぜひお任せください。

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています