機能性ディスペプシアについて
原因不明の胃もたれや胃痛が続く「機能性ディスペプシア」。
西洋医学では原因が特定できず治療が困難とされていますが、東洋医学での施術が症状の改善に有効であることがわかっています。
そこで今回は「東洋医学からみた機能性ディスペプシア」というテーマでお話していきます！
機能性ディスペプシアの症状
機能性ディスペプシアは以下のような症状が引き起こされます。
- 食後の胃もたれ
- 少ない量の食事でも満腹感を感じる
- みぞおちの痛み
- みぞおちが焼けるような感覚
これらの症状が慢性的に続くことが特徴です。
また、機能性ディスペプシアは20～40代の男性に多くみられます。病院の検査では異常が見られず、根本的な改善が難しいとされています。
機能性ディスペプシアの原因
機能性ディスペプシアは原因不明とされていますが、以下の2つが原因であると考えられています。
胃の働きが低下している
胃の働きが低下すると食べたものをスムーズに腸に送れなくなり、胃もたれの原因となってしまいます。
また胃は食べた量に合わせて大きさが変化しますが、何らかの原因でこの働きに不具合が生じると少量の食事で満腹になる早期飽満感につながります。
ストレス
ストレスも機能性ディスペプシアの発症に関係していると考えられています。
また自律神経の乱れも胃腸の不調に影響するとされています。
西洋医学では機能性ディスペプシアは根治しない？
西洋医学（病院）で機能性ディスペプシアを根本から改善させるのは難しいです。
西洋医学は原因が特定できている病気に対しては適切に治療を行えますが、原因不明の機能性ディスペプシアには有効な治療法が確立していないのです。
内視鏡検査で異常が見られないため、病院では一時的に症状を抑える投薬治療しか行えないのが現実です。
東洋医学からみる機能性ディスペプシアの原因
東洋医学の視点で機能性ディスペプシアを考えると、原因は脾、肺の機能低下にあります。
東洋医学では内臓を「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の5つに分ける五臓という考え方があり、それぞれがバランスを取ることで健康が維持されると考えられています。
東洋医学では脾と肺は胃腸の機能に深く関わっており、これらの働きの低下により機能性ディスペプシアの症状が現れると捉えているのです。
東洋医学の機能性ディスペプシアの改善方法
機能性ディスペプシアは脾、肺の機能低下が原因であるとお話しました。したがって、機能性ディスペプシアを改善させるには脾、肺の機能向上に効くツボを刺激していきます。
実際の施術では
- 中浣（ちゅうかん）
- 天枢（てんすう）
- 足千里（あしさんり）
- 裏内庭（うらないてい）
といったツボを鍼灸施術で刺激することが多いですが、お客様の症状によって刺激するツボの組み合わせは都度アレンジしていきます。
当店の施術について
当店では東洋医学に伝わる鍼灸施術でお客様の不調を改善していきます。ここからは施術の特徴をご紹介します。
四診法によるカウンセリング
当店では四診法（ししんほう）と呼ばれる東洋医学の伝統的なカウンセリングを採用しております。四診法とは五感を用いてお客様の不調の根本を探るカウンセリング方法のことです。
機能性ディスペプシアの症状をお持ちの方は
- アトピー
- 鼻炎
- 花粉症
- 冷え性
などの不調も一緒に抱えていることが多いです。
身体に現れる一つひとつの症状はすべてつながっており、身体の機能低下のために発生しています。身体を内側から整えれば機能性ディスペプシアだけでなく他の症状も改善していくでしょう。
高度な技術「経絡治療」を採用
当店は東洋医学の伝統的な手法である経絡治療を採用しています。
経絡治療は経穴（ツボ）をつなぐ通り道である経絡にアプローチする施術方法のことで、東洋医学の五臓六腑の考え方を基本としています。
経絡治療は鍼灸の中でもトップクラスの技術力が必要なため日本では限られた施術者しか行えません。当店のスタッフは経絡治療の習得に加え、国家資格も保有しておりますので技術力には自信があります。
高い症状改善率
もちろん個人差はありますが、症状の改善率が高いのも当店の特徴です。
当店の鍼灸施術を受けた方のうち症状が改善した方は93%というデータが出ており、施術を受けた方のほとんどが症状の改善を実感しています。
症状によって改善のスピードは変わりますが、効果が早い方では3～4回の施術で症状が改善したケースもございます。
効果の実感が薄い方でも鍼灸の施術は大体4ヶ月間継続して受けられると症状が緩和する場合が多いです。
【動画】機能性ディスペプシアについて
当グループ代表による解説動画もございますので、ぜひ参考にしてください。
機能性ディスペプシアの改善には東洋医学の施術がおすすめ
今回は機能性ディスペプシアを東洋医学の観点から紐解きました。
機能性ディスペプシアは病院でも原因が特定できず根治が難しい症状とされていますが、東洋医学の鍼灸施術なら改善が見込めます。
長年病院に通っていても症状が良くならない方は、ぜひ東洋医学専門の当店の施術をお試しください。きっと効果を実感して頂けるはずです。
まずはお気軽にご相談くださいね！
