心房細動でお困りの方へ

今回は「心房細動でお困りの方は東洋医学へ」と題してお話ししたいと思います。
まずはこちらの動画からご覧ください。
【動画解説】なぜ鍼灸でよくなるのか?
心房細動を改善された医師との対談
※施術効果には個人差があります。
非常に高い効果
心房細動は東洋医学の鍼灸が非常に得意とする症状です。マッサージや整体を併用している鍼灸院では難しいかもしれませんが、東洋医学をベースとしたしっかりとした鍼灸であれば、効果的です。
実際に、当店に来店されている方には非常に高い効果が出ています。
一般の方には少し難しい内容かもしれませんが、心房細動の方に対して当店で実際に施術している内容を一部、お伝えしたいと思います。
気の滞りによる症状
東洋医学では、心房細動は気滞(きたい)によって起こるとされています。
気滞とは、その字のとおり、気の滞りを指します。病気も「気が病む」と書きますが、この気が滞っているために、しっかりとした機能が果たせなくなっているのです。
よく理解できないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、心房細動は気の滞りを取り除くことで本当に改善できます。
実際の鍼灸施術
実際の施術時にはさまざまなツボを使いますが、中でも効果的なツボが気舎(きしゃ)と膻中(だんちゅう)です。もちろん、この2つだけでは難しいですが、使わなければ改善できない重要なツボになります。
実際の鍼灸施術は、料理を作るようなものだと私は考えています。カレールーやスパイスがなければカレーは作れませんが、肉、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモなども必要です。この肉や玉ねぎにあたるものが、気舎と膻中です。肉や玉ねぎだけではカレーは作れませんが、非常に重要な要素であり、心房細動といえば気舎、膻中といわれるツボです。
気舎と膻中に適切な手技を用いて鍼を施すことで心房細動は改善します。
また、当店では腕にある孔最(こうさい)というツボへのお灸や、内関と公孫という2つのツボを連携させた奇経灸なども行っています。これによって肉や玉ねぎがしっかりしたものとなり、カレーを作りやすくなるのです。
東洋医学の鍼灸
冒頭にもお伝えしたとおり、マッサージや整体を併用している鍼灸院は、鍼灸としては適切ではないと私は思っています。そのような鍼灸院は、回転寿司店のようなものです。江戸前寿司の寿司店からすると、「あんなものは寿司ではない」と思われるでしょう。
マッサージや整体、カイロプラクティックと併用して鍼灸を行っている鍼灸院に「心房細動に対応できますか?」と尋ねると、「できません」と言われるはずです。おそらく、やり方もまったくわからないのではないかと思います。
回転寿司のような鍼灸ではなく、しっかりとした東洋医学の鍼灸であれば、心房細動の改善は可能です。
本治法と標治法
東洋医学の本当の鍼灸には、本治法というものがあります。本治法とは、体全体を見極めて、生命力を上げていく方法であり、カレーでいうとルーの部分になります。
この本治法のうえに、ツボなどを用いた標治法があります。標治法とは、症状が現れている部分に対して直接施術を行う方法であり、気舎、膻中への鍼や孔最などへのお灸は標治法にあたります。
カレールーがなければカレーが作れないように、本治法ができる鍼灸院でなければダメなのです。しかし、本治法と標治法の両方を行っている鍼灸師がどれだけいるかというと、おそらく1~2%ほどでしょう。
それほど少ない数なので、心房細動を改善したいのであれば、きちんとした鍼灸院を探して行く必要があります。
東洋医学を選択肢に
マッサージや整体を併用している鍼灸院が鍼灸ではないと言うつもりはありませんが、とくに内科系の症状には対応が難しいと思います。
もし、100人の心房細動の方に対して、病院、マッサージや整体を併用した鍼灸院、そして当店がそれぞれに対応した場合、改善には著しい差が生まれるはずです。当店では自信をもって99人は改善できると言えますが、他の2か所では1人でも改善できるかどうかという状況でしょう。
結局、病院は対症療法にすぎないため、根本的な治癒には至っていません。手術を行ったとしても、合併症を含めると1000人に1人の方は亡くなっています。そのようなリスクを冒すよりも、まずは東洋医学を取り入れてみてはいかがでしょうか。
心房細動は東洋医学が本当に得意とする症状なので、お困りの方はぜひ東洋医学を選択肢として考えていただきたいと思います。
