膠原病とはどんな病気か

膠原病
  • 関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • 皮膚筋炎

これらの病気に共通しているのが皮膚や関節、血管などが炎症を起こしてしまう免疫系の病気であるという点ですが、これらは「膠原病(こうげんびょう)」という病気の分類に当たります。

膠原病の中でどんな病気かによって治療方針などは異なってきますが、病気になるメカニズムとしては同じくくりになる、というようなイメージですね。

今回はそんな膠原病について、東洋医学の観点からお話ししたいと思います。

膠原病になるメカニズム

手足のしびれ

膠原病は、本来なら自分を守ってくれるはずの免疫機能がなんらかの原因で誤作動を起こし、自分の体を攻撃してしまうという病気です。

それではなぜ誤作動が起きてしまうのか?

実はその原因については、まだ解明されていないことが多く不明です。ただ、膠原病の患者さんの血液にリンパ球や自己抗体がやや過剰に出現していることから、これが原因ではないかと考えられています。

膠原病は病院でわかる?

レントゲン検査

膠原病のなんらかの病気にかかっているかどうかは、病院での診察、血液検査や尿検査、レントゲン検査などによって調べることができます。ただ、病名が分かっても完治は難しいのが現状です。

そのため、病院での治療方針は基本的に対症療法になります。

対症療法とは?

対症療法とは、原因が特定できない病気、あるいは原因が分かっていても治療が難しい場合に、とりあえず主要な症状を緩和させるために行われる治療です。炎症を抑えるためのステロイドや、過剰に活発化した免疫機能を抑えるための免疫抑制剤などがこうした対症療法によく使われています。

症状が緩和されるだけなので、根本的な解決にはならず、服薬のリスクを考えなければいけません。

薬を服用し続けるデメリット

薬

たとえば先ほどのステロイドは、かなり強い抗炎症剤です。副作用としては免疫抑制作用が強く現れる場合もあります。そうなると免疫力が下がり、感染症へのリスクが高まってしまいます。

免疫抑制剤も同様に免疫力が低下することにより、あらゆる病気に対するリスクが高くなります。一時的な使用でしたらそこまで問題視する必要はありませんが、対症療法では薬をやめた途端に症状がぶり返すリスクがあるのです。

しかし、長期的に服薬し続けると、薬に対して免疫ができてしまい効果が薄まることもありますし、さらに長期的な服薬による副作用のリスクも格段に上がってしまいます。そんな生活で本当に健康になれるでしょうか。

東洋医学で根本治療を

東洋医学

病院に行っても完治しない可能性がある。それではどうすればいいのか?

そこで東洋医学の出番です。東洋医学は「体質改善」を促せる施術によって、根本的な解決が可能だからです。

膠原病になる人、ならない人、その違いの1つには「体質」があります。そしてそもそも、心身ともに健康な人は、免疫力が高いので病気にならないのです。この自己免疫力を高める施術が東洋医学の鍼灸施術です。

鍼灸施術とは?

東洋医学では、鍼と灸を使って内臓や筋肉に直接的にアプローチをかけ、体質改善を促していきます。体中を巡っている経絡とツボに鍼や灸を当てていきます。

当店では鍼も灸も痛みがないため、「本当にこれだけで効くのか?」と思われる方もいらっしゃいますが、痛みのある鍼や灸よりも技術的に洗練されているからこそ「痛みのない鍼灸」が可能なのです。ぜひ一度ご体験ください。

膠原病にも有効か?

鍼灸施術

肩こりやその他の病気よりも、膠原病は複雑で難しい病気とはいえます。ですが、根気よく継続的な施術を行っていくと「病院通いしていたころよりも症状が軽くなり、薬を飲む必要がなくなった!」というお声をたくさん頂いています。鍼灸施術により、体質が改善され、健康的な体に変化しているからこその実感だと思います。

膠原病に悩まれている方の多くは、他にもさまざまな不調を感じています。たとえば、肩こりや冷え性、頭痛や不眠症などですが、これらも同時に改善していけるのも、東洋医学のいいところです。

おわりに

スタッフ集合写真

健康に勝る薬なし。どうせ長生きするなら、薬と付き合う生活よりも、自身の健康を武器に何にも縛られずに生活したいですよね。もちろん、適度な運動や適切な食生活も大切な要素ですが、そこに体質改善の手助けとして、東洋医学の鍼灸施術を取り入れてみてはいかがでしょうか?

スタッフ一同、ご相談を心よりお待ちしております。

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています