斜視について

label斜視
顔
  • 「写真が苦手」
  • 「人と会話するのが怖い」
  • 「人と目を合わせられない」

斜視の症状を持つ方はこのようなお悩みを抱えていらっしゃいます。

斜視を改善するには眼科しか選択肢がないと思っていませんか?手術をしないと斜視は改善しないと思っていませんか?

実は、斜視の症状は東洋医学でも改善が可能です。今回は、斜視の基本的な知識と当店での施術法についてお話していきます。

そもそも、斜視とは?

斜視

斜視とは、ものを見ようとしたときに右目と左目の方向がずれている状態のことを言います。

正常な目の場合、ある一点を見ようとすると両目が同じ方向を向きます。しかし斜視の場合は、右目が対象物を見ていても左目はまったく違う方向を向いているのです。

斜視の状態では、

  • ものが二重に見える
  • ピントが合わない
  • 屋外に出るとまぶしく感じる

といった症状が現れます。

子供の発病が多い斜視ですが、軽度の斜視を持つ人が大人になってから症状が悪化するケースもあります。

斜視の種類

目の疲れ

斜視には種類があります。

  1. 恒常性斜視・・・常に視線がずれている
  2. 間欠性斜視・・・時々視線がずれる

また、目がずれている方向により

  • 内斜視
  • 外斜視
  • 上斜視
  • 下斜視
  • 回旋斜視

というようにも分けられます。

スマホ斜視にも注意

暗闇

また、スマートフォンの普及により「スマホ斜視(急性内斜視)」が近年急増しています。

スマホやゲームのような小さな画面を長時間注視することが原因で起こる症状です。特に子供の発病が多く報告されています。子供の目は発達途中のため、スマホ斜視が原因で弱視や後遺症が残る可能性も。

保護者がスマホの管理やルール作りをしっかり行うことがスマホ斜視の予防となります。

斜視の原因

脳

斜視にはいくつかの原因があることがわかっています。

  • 眼を動かす筋肉・神経の異常
  • 遠視
  • 遺伝や脳の異常
  • 視力不良

これらがおもな原因とされていますが、残念ながら現代医療では原因がはっきりとわからない斜視の方もいらっしゃいます。

東洋医学からみた斜視の原因

原因不明とされることも多い斜視ですが、東洋医学の考え方は異なります。

東洋医学では、斜視の原因を目だけで考えません。体全体を見て斜視を引き起こす原因を探していくのです。東洋医学の観点からすると、斜視が起きる原因は体内の「気」「血」「水」が乱れているからという考え方になります。

東洋医学の考え方

気血水

東洋医学では、体に起こる不調は体をめぐる「気」「血」「水」が乱れていることが原因であると考えています。

  1. 「気」・・・生命のエネルギー
  2. 「血」・・・血液
  3. 「水」・・・血液以外の体液

この3つを正していくことが症状の改善につながるのです。

体全身を見る東洋医学

森

東洋医学は「森を見て木を治す医学」と言われています。これは、森に生える木だけに着目するのではなく、森全体を把握するという意味。つまり、なぜ病気になってしまったのかという根本を探っていくことを非常に大切にする学問なのです。

西洋医学のように体をパーツごとに区切ることはせず、体をつながった一つのものとして見ます。カウンセリングの際もお悩みの症状以外の体の不調や生活習慣なども伺っていき、原因となる根本を探っていきます。

斜視の改善方法について

斜視の改善には鍼灸施術が効果的です。

当店は鍼灸専門の施術院です。鍼灸のなかでも「経絡治療」と呼ばれる東洋医学最高峰の技術でお客様の不調を改善していきます。経絡とは、経穴と呼ばれる全身のツボ同士を結んだ体の通り道のこと。この経絡に鍼とお灸でアプローチするのが経絡治療です。

斜視に有効なツボ

ツボ

斜視でお悩みの方の場合、

  • 「百会」「目窓」「合谷」・・・肝の機能を高める
  • 「頷厭」「懸顱」「懸釐」・・・胆の機能を高める

このようなツボを鍼やお灸で刺激していくことが多いです。目に不調があっても目に鍼を刺すことはないのでご安心くださいね。

斜視以外の不調も改善可能

施術

斜視の症状がある方は、目以外にも以下のようなお悩みを抱えていることが多いです。

  • 慢性的な頭痛
  • 鼻炎、花粉症、副鼻腔炎
  • 肩こり、腰痛
  • 乾燥肌、アトピー、吹き出物
  • 冷え性
  • 生理痛、生理不順

これらは斜視の人に起こりやすい症状ですが、鍼灸施術で体質改善することで斜視以外の症状の改善も見込めます。体をパーツで区切らない東洋医学だからこそできることです。

【動画】斜視について

動画での解説もありますので、ぜひ参考にしてください。

統括院長 石丸の解説

手術をする前にご相談を

ok

今回は斜視についてお話しました。

斜視を改善するには手術しかないと思っている方も多いですが、手術には再発の可能性や術後の痛みなどさまざまなリスクがあります。できることなら手術せずに改善したいと思うのは自然なことです。

一方、鍼灸施術で斜視が改善したケースは多く、副作用もないため非常に安心です。効果が早い方ですと週に一度の施術を4~5回受ける頃には症状が改善しています。(※効果には個人差があります。)

斜視の施術は難易度の高いものですが、当店のスタッフは国家資格を持つプロフェッショナル。たしかな技術力をお約束致します。手術を受ける前にぜひご相談くださいね。

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています