手根管症候群でお悩みの方へ

手根管症候群
  • 「手がこわばる」
  • 「指先を使う細かな動作ができない」

このような症状でお悩みの方は「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」という病気が進行していることが考えられます。
毎日使う手と指だからこそ痛みやストレスが大きく、早く治したいからと整形外科を受診しても治療法が確立しておらず根本からの改善に至らないケースも多いです。

そこで今回は、東洋医学の観点から見た手根管症候群の原因や改善方法をお話させていただきます。

手根管症候群が引き起こす症状

手根管症候群

手のひらと親指から薬指の半分までの3本半の指に痛みや痺れが現れる手根管症候群。具体的には次のような生活の不便が現れます。

  • 毎朝手がこわばる
  • ペットボトルのふたが開けられない
  • ボタン掛けなどの細かい動作ができない
  • つまむ、握る動作がしんどい

また、手根管症候群による痛みや痺れは、手を振る動作でやわらぐという特徴を持ちます。女性に多い疾患で、手指の痛みや痺れに悩む約9割の方は女性というデータもあります。

手根管症候群の原因

脈診

手首の中にはトンネル状の器官があり、これを手根管といいます。手根管症候群は、この手根管の中の正中神経(手指に痛みを伝える神経)が圧迫されることで起きるとされていますが、直接的な原因は究明されていません。

推論として、以下のようなことが関係していると考えられています。

  • 女性ホルモンの減少
  • 手や指を酷使している
  • 首に不調がある
  • 血の巡りが悪い
  • 他の病気の影響

手指が思うように使えないストレスは非常に大きいものです。手根管症候群は進行すると親指の付け根が痩せてくるなどの症状が出てくることもあるため、原因不明だからと放置せずにケアをしていくことも大切です。

西洋医学と東洋医学のアプローチの違い

西洋医学と東洋医学では手根管症候群に対するアプローチが全く違います。どちらも得意・不得意がありますが、手根管症候群の改善に向いているのは東洋医学での施術です。それぞれの改善方法についてお話していきます。

西洋医学での改善方法

ナース

手根管症候群の方が病院へ行くと、レントゲンやMRIでの画像診断が行われます。治療法としては飲み薬やサポーター、ストレッチなどの対症療法のみで、改善が見込めない場合は手術を勧められることもあります。

しかし、画像診断では静止状態の患部しか確認できないというデメリットがあります。もっとも痛み・痺れが出るのは動いている状態なのに、その状態では患部を詳しく見ることができないのです。この診断方法では根本的な原因を探り当てることは不可能でしょう。

東洋医学での改善方法

鍼灸師

東洋医学では手根管症候群のような症状を「不通即痛」といい、体の循環が滞っていることが原因で痛みが生じていると考えます。改善方法としては、体の循環を整えるための鍼灸施術が効果的です。

また、手根管症候群でお悩みの方は、便秘や花粉症などといった一見無関係な体の悩みをお持ちであることがわかります。しかしこれらは無関係な症状ではなく、体の循環が滞っているから起きる症状なのです。体内の巡りを良くすれば、手根管症候群だけでなくその他の不調も改善が可能です。

当店での施術について

当店では東洋医学に基づいた施術でお客様の不調を改善しております。施術の特徴についてご紹介していきますね。

四診法を用いたカウンセリング

四診法

当店では、カウンセリングに「四診法」と呼ばれる東洋医学の手法を用います。
四診法とは、

  1. 望診・・・目で見て観察する
  2. 切診・・・体に触れる
  3. 聞診・・・声の調子や匂いを見る
  4. 問診・・・症状や病歴、生活習慣などについて質問する

この4つを合わせた方法で、五感を使い不調の根本を探っていきます。東洋医学では体に起きる不調すべてを総合的に判断しますので、小さなお悩みでも遠慮なくお話くださいね。

経絡治療で症状を改善

鍼灸

経絡とは、全身を巡る気や血の通り道のこと。この経絡に鍼とお灸でアプローチするのが経絡治療です。

体の不調は気や血の巡りが悪くなることが原因と東洋医学では考えています。そのため経絡を整えることで体の循環が良くなり、結果的に症状が改善していくのです。

痛みや熱さのない施術

鍼灸

鍼やお灸に痛みや熱のイメージを持つ方も多いですが、当店の施術で痛みや熱さを感じる方はほとんどいません。

髪の毛よりも細い鍼を使用しますので、痛みは感じず筋肉に「ジワー」と効いているのがおわかり頂けるはずです。また、お灸に関しても国産最高級のものを使用しております。こちらも心地よい温感でリラックスして施術を受けて頂けます。

【動画】手根管症候群について

統括院長による動画での解説です。ぜひ参考にしてください。

統括院長 石丸の解説

手根管症候群にお悩みなら当店へ!

ハート

今回は手根管症候群についてお話しました。

手根管症候群の症状でご来店された方でも、ヒアリングしていくと他の不調を抱えていることが多いです。東洋医学ではそれらの不調の根本を正すので、手根管症候群だけでなく他の症状が改善するというメリットがあります。

効果が早い方ですと3~5回の施術で効果を実感できます(※施術の効果には個人差があります)。病院に通っても症状が改善しない方、手指の痛みにお悩みの方はぜひ当店の施術をお試しください。

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています