ドライアイについて
目を酷使する現代人とは切っても切り離せない「ドライアイ」。誰もが一度は聞いたことのある疾患ではないでしょうか？
今回は、ドライアイの症状や原因、当店でのドライアイへのアプローチについてお話いたします。
ドライアイの症状
ドライアイとは、乾燥性角結膜炎（かんせいかくけつまくえん）とも呼ばれる目の疾患です。
当店を訪れるお客様のなかにも、
- 目が疲れる
- 視界がぼやける、かすむ
- 目が重い、ショボショボする
- 目が乾燥する
といった症状に悩まされている方が多くいらっしゃいます。
ドライアイの患者数はパソコンやスマートフォンの普及とともに増加し、現在では2200万人にものぼるといわれています。特に働き世代の20～50代の方の罹患率が高いのが特徴で、女性に多く発症する疾患です。
ドライアイになる原因
ドライアイは、目を保護する涙の量が少なくなる、または涙の成分が変化することで起こります。
ドライアイの発症には環境や生活習慣が大きくかかわっており、次に当てはまる方は特に注意が必要です。
- 長時間にわたり電子機器を使用している
- エアコンの風が目に当たっている
- コンタクトレンズを装用している
- 長時間の運転が多い
また、上記以外でも睡眠不足や花粉症などもドライアイの原因の一つとして考えられています。
ドライアイは病院では根本解決しない？
私達が行う東洋医学の観点からすると、病院（西洋医学）ではドライアイを根本から改善することは難しいでしょう。
西洋医学ではドライアイの改善に点眼薬での治療を行いますが、根本の原因である環境や生活習慣、体質ではなく目にアプローチする治療法を続けても一時的な効果しか得られません。薬で一時的に改善したとしても再発する可能性も高く、これでは根本からの改善とはいえないでしょう。
また、ドライアイを早く改善させたいがために目薬（点眼薬）を過度に使用する方もいらっしゃいますが、目薬には防腐剤が含まれているものもあります。目薬の長期間の使用により角膜が破損した実例もあるため注意が必要です。
東洋医学でドライアイの症状を根本改善
身体のパーツごとに診察をする西洋医学と違い、東洋医学では症状を総合的に見て身体の内側から改善をめざしていきます。
当店のお客様でドライアイの症状がある方は、
- 末端冷え性
- 慢性的な頭痛・腰痛
- ひどい生理痛など、婦人科系の異常
これらの症状を同時に抱えていることが多いです。
すべての不調をトータルで見る東洋医学なら、ドライアイだけでなく他の症状にも働きかけ、根本からの改善が期待できます。
私達が行う鍼灸施術について
ドライアイをはじめとした体質の改善には、当店の鍼灸施術をおすすめいたします。
当店で行っている鍼灸の特徴や、ドライアイの方へのアプローチについてお話しますね。
体質改善には経絡治療が効果的
当店での施術は「経絡治療」という東洋医学最高峰の施術法→施術法を用いて行われます。
身体のツボ同士を結んだ「経絡」とよばれる通路を鍼とお灸で整え、身体の持つ自然治癒力や免疫力を高める経絡治療。
高度な技術を要するため、限られた鍼灸院でしか受けられません。その効果は高く、当店では93.7％のお客様に「症状が改善した」と実感して頂いております。
ドライアイの方への施術
中国4000年の歴史を誇る東洋医学では、目の不調の原因は五臓六腑の肝にあると考えます。そのため、ドライアイでお悩みの方には「百会（ひゃくえ）」「臨泣（りんきゅう）」「風池（ふうち）」といった経穴（ツボ）に灸を施し、肝や肺の機能を高めます。
また、鍼を行うのであれば「角孫（かくそん）」「目窓（もくそう）」といったツボも効果的です。
根本改善をめざすなら継続した治療がおすすめ
当店での施術を受けられたお客さまのなかには、効果が早い方だと4,5回の施術で症状が改善したケースもあります。
しかし、再発を防ぐ根本改善をめざす場合4ヶ月以上（月に4回以上）継続して施術を受けていただくことをおすすめしております。（※施術効果には個人差があります）
また、生活習慣を改善するための食事療法等のアドバイスもいたします。健康的な身体作りをトータルにサポートします！お気軽にご相談ください。
【動画】ドライアイに有効なツボ！
大切な目の健康を守りましょう
今回は、ドライアイについてお話いたしました。私たちの生活とは切っても切り離せない大切な目。目を使わない生活というのは難しく、今も多くの方が不快なドライアイの症状に悩まされています。
どこへ行っても改善しないドライアイのお悩みは、ぜひ当店へご相談ください！
