正しい睡眠で3つのパワーをチャージ!
統括院長の石丸です。
睡眠はただ単に、一日の疲れをとって明日に備えるためのものではありません。正しい睡眠をとらなければ、寝たのに身体がダルい、朝なかなか起きられないといった、睡眠トラブルを招く恐れがあるため要注意です。
そこで今回は、東洋医学の視点から睡眠の大切さと快眠のポイントを詳しく解説していきます。
睡眠は3つのパワーがアップする!
東洋医学的に考えると、睡眠は身体を修復するために非常に大切な時間です。対して起きている間は、身体を動かしたり周りの影響を受けたりと、活動的になります。
また、起きたときに使えるように、エネルギーの貯蓄を行うのも睡眠中です。睡眠不足のまま次の日活動すると、エネルギー不足のまま身体を動かすことになります。寝たのに身体がダルいといった症状が起こるのは、エネルギーのチャージ不足なためです。
睡眠中はエネルギーの根源ともいわれている、腎臓の機能が向上するといわれています。つまり、質の良い睡眠をとることは生命力や成長力、免疫力のアップにもつながるのです。
腎臓の機能は、老化や皮膚のたるみ、生殖系などにも深く関係しています。そのため、睡眠不足になると美容面に悪影響を及ぼしたり、不妊症の原因になったりもするので注意が必要です。
午前1時から午前3時に寝ていると血液がサラサラになる
睡眠は、ただ単に寝れば良いというわけではありません。多くの人の場合、ベストな睡眠時間は7〜8時間前後というのが一般的です。そのため、6時間以下の睡眠が2週間以上続くと、2晩徹夜したのと同じくらい脳機能の低下が起こるといわれています。
ただし、やみくもに7〜8時間の睡眠をとればいいかというと、それも間違いです。例えば、夜更かしをカバーするために午前3時から午前10時まで寝たとしても、良い結果は得られません。
東洋医学の視点からいうと、午前1時から午前3時の間に熟睡していることが、非常に重要となります。なぜなら、この3時間のゴールデンタイムには、血液の循環を整える大切な役割があるからです。
わたしたちの体は、寝ている間に血液をサラサラにして巡りを整えています。サラサラになった血液は、全身を巡って血流をスムーズにさせるため、朝起きるとスッキリしているのです。
しかし、この時間に熟睡できていない方は血の巡りが悪くなり、睡眠不足が続くと大きな病気につながる恐れもあります。つまり、睡眠は時間の長さだけでなく、適切な時間に熟睡できているかも重要なカギなのです。
同じ6時間寝ている場合でも、午前0時から午前6時まで寝ている人と、午前2時から午前8時までに寝ている人とでは大きな違いがあります。これは机上の空論ではなく、現役鍼灸師であるわたしも経験済みです。
午前0時から午前3時までの間に熟睡していると世界が変わりますので、ぜひ睡眠習慣を見直してみましょう。
睡眠を見直したい方は東洋はり灸院へ
朝なかなか起きられない方や、疲れが溜まりやすい方は、まず睡眠を見直してみましょう。午前1時から午前3時の間に質の良い睡眠がとれていない方は、不調を招くリスクが高まります。
当店では、睡眠の質を向上させる鍼灸施術のほかに、睡眠をはじめとする生活習慣のアドバイスも行っています。睡眠のトラブルや長引く不調にお悩みの方は、東洋医学専門の東洋はり灸整骨院までお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。