仕事のやりがいと今後の目標

- update更新日 : 2021年07月22日
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鍼灸施術

今回は大津石山院 院長のわたしが、鍼灸師の仕事のやりがいと今後の目標についてお話しいたします。

東洋医学専門の鍼灸院でのやりがい

お灸

東洋医学専門の場合、まず病院で検査や治療を受けたり薬を飲んだりしても改善できなかった方たちがよくいらっしゃいます。ほかにもどこか他の鍼灸院に行っても良くなりなかったという方もよく来店されます。

そういった方々が東洋医学の施術でどんどん改善していく姿を目の当たりにすることが多いのです。

私の中でこの出来事はすごくやりがいにつながっています。

前職である整体との違い

マッサージ

前職の整体院で5年ほど働いていた時代は、やはり肩こりや腰痛といった整形外科的な症状の方が多く来店されていました。でも施術後は一時的に良くなりますが、またすぐに症状をぶり返してしまう方が多かったのです。

しかしこちらで鍼灸施術をやらせていただくと、

  • 「最近肩こりをしなくなったわ」
  • 「腰が痛くならなくなったわ」

という声が聞けるようになりました。施術により根本的な体質が変わり、不調を起こしにくい身体がつくれるようになったということを知れたことはすごく大きいと思います。

あと鍼灸施術は適応範囲が広いのも整体にはない魅力です。

鍼灸なら外科的な腰痛や肩こりだけでなく、潰瘍性大腸炎や耳管開放症、逆流性食道炎といった内科的な症状にも対応できるのも大きな強みとなります。

吉澤院長の鍼灸治療を通しての夢とは

鍼灸師

当グループの石丸統括院長がよくおっしゃっている「上匠国を治し、中匠民を治し、下匠病を治し」という言葉があります。上匠は社会的影響力をもたらし、中匠は民を治して、下匠は目の前の患者さんを治すという意味の言葉です。

例えわたしは位のいちばん低い下匠だとしても、目の前のお客様を治せるのならば十分だと考え、自分はずっと下匠でもいいと思っていました。

しかし統括院長は、「上匠を目指そう、社会的影響力もたらそう」というふうにおっしゃってくださりました。このような考えは自分ひとりでは思いつかず、そういったことを言ってくださる方もわたしの周りにはいなかったのです。

そのためその言葉はまさに目から鱗で、聞いた瞬間から自分もしっかり上匠を目指して社会的影響力をもたらせられるように石丸院長の意思を継いで励んでいきたいと強く思いました。

「慢性疾患には東洋医学」というくらい、世間に広く東洋医学を普及させたいと思っておりますので、精一杯邁進してまいります。

滋賀県のみなさまへのメッセージ

わたしは滋賀県を出て東京へ上京したころから、開業を自分の視野の中に入れていました。そして開業が実現した今、「本当にやるしかない!」という気持ちでいっぱいです。

町田本院では鍼の技術だけでなく、石丸院長の施術に対する熱さもしっかり学びました。そういった意思をこちらの大津石山院でもしっかり受け継いでいけるよう精進してまいりますので、よろしくお願いします。

吉澤先生