腰痛における鍼灸について
大津石山院 院長の吉澤です。
今回は、本日は鍼灸における腰痛へのアプローチ方法についてお話しします。
腰痛にはさまざまなタイプがある
腰痛の症状を訴えて当店においでになる方は、実に多数に上ります。しかし実は、腰痛にもさまざまなタイプがあり、施術法もそのタイプに応じて変わります。たとえば「昨日急激に痛みだした」という腰痛と、「数年前からずっと痛みが続いている」という腰痛とでは全く異なります。さらに、
- 「前に曲げると痛い」
- 「後ろに反るのが痛い」
- 「回すのが痛い」
- 「筋肉が痛い」
- 「骨が痛い」
といった症状によっても、施術に用いるツボが異なるのです。
東洋医学における腰痛へのアプローチ方法
東洋医学における腰痛へのアプローチ方法は基本的に、五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)のどの部分の機能が低くなってのものかを判断するところから始まります。
人の身体は、五臓がバランスを取り合って構成されています。そのいずれかでバランスが崩れたとき、腰痛となって現れることがあるというわけです。肝タイプの腰痛なのか腎タイプの腰痛なのか、施術前にしっかり見極めた上で、そのタイプに効果があるツボを用いて施術を行うのです。
「四診法」を用いて腰痛のタイプを判断
どのタイプの腰痛なのかを見極める際、当店では「四診法」と呼ばれる方法を用います。
これは、お客さまの脈やお腹の状態を見て、症状を聞きとり、実際に触ってみた結果、それらを総合的に用いて判断するのです。
【動画】ツライ腰痛でお悩みの方へ!
足腰のお悩みを改善された方との対談
東洋医学で足腰の痛みとさよならしよう!
今回は腰痛についてお話させていただきました。
足腰が痛いと日々の生活も辛く感じてしまうと思います。ですが、整形外科へ行っても、整体・マッサージに通っても一向に改善せず途方に暮れている方もたくさんいらっしゃるのが現状です。
つらい腰痛を何とかしたいとお考えの方は、東洋医学を専門とする鍼灸院にお気軽にご相談ください。スタッフ一同精一杯サポートさせていただきます。