突発性難聴について

突発性難聴

ある日突然耳の聞こえが悪くなる「突発性難聴」

突発性難聴の症状が現れた場合、ほとんどの方が耳鼻咽喉科を受診すると思いますが、残念ながら突発性難聴は病院では改善できません。

そこで、突発性難聴の改善に東洋医学の施術をおすすめします。東洋医学は病院でも改善困難な突発性難聴を何度も改善させてきた実績があります。

今回は東洋医学の施術で突発性難聴を改善できる理由と、実際の施術例を紹介します。

  • 突然聞こえが悪くなって困っている人
  • 病院に通っていても改善しない人

上記に当てはまる人は最後までご覧くださいね。

突発性難聴は病院では原因不明

病院

突発性難聴で耳鼻咽喉科を受診しても、ほとんどの場合症状は改善しません。それは、病院では突発性難聴の原因を特定できないからです。

そもそも「突発性」とは原因がわからない症状につく言葉です。原因がわからないのにストロイドや抗生物質、血流を改善させる薬を投与しても症状が改善するとは考えられません。

一時的に症状がおさまったとしても根本の原因にアプローチできていないため再発する可能性が高いです。

東洋医学の施術で突発性難聴が改善できる理由

東洋医学の説明

病院(西洋医学)とは違い、東洋医学では突発性難聴で苦しむ人を救ってきた実績があります。東洋医学が突発性難聴を改善できる理由は以下の通りです。

  1. 突発性難聴の原因を特定できるから
  2. 特定した原因に的確にアプローチできるから

それぞれ解説していきます。

突発性難聴の原因を特定できるから

説明

東洋医学は突発性難聴の原因を難聴以外の症状から特定できます。突発性難聴の症状が現れる方は、以下の不調も抱えているケースがほとんどです。

  • 高血圧
  • 末端冷え性
  • 鼻炎
  • 花粉症
  • 逆流性食道炎
  • 慢性胃炎
  • 胃酸過多症

ほかにも手汗をかきやすい、眠りが浅い、呼吸器系が弱い、朝が弱いといった特徴もみられます。東洋医学ではこれらの不調を包括的にみて体のどこが弱っているのかを特定するのです。

特定した原因に的確にアプローチできるから

お灸

東洋医学では特定した原因に的確にアプローチできるため根本からの症状改善が可能です。

突発性難聴の症状が現れる人は腎・肝の機能が低下している場合が多く、腎・肝に効くツボを刺激して各機能を向上させていきます。さらに他の症状によって刺激するツボをいくつも組み合わせることで、原因を根本的に改善できるのです。

突発性難聴が起こりやすい体質そのものを変えるため、高血圧や冷え性などのほかの症状も一緒に和らいでいくのを感じていただけると思います。

当店の施術について

院長の施術

40代女性のケース

半年ほど前から左の耳が突然聞き取りづらくなり、耳鳴りや詰まる感じの症状に悩まされているお客様です。

病院では突発性難聴と診断され、めまいがひどく杖をついて来店されました。ツライ症状のせいで精神的にも追い込まれ、食欲もほとんどない状態です。

東洋医学専門の当店が捉える突発性難聴の原因

説明

突発性難聴の場合、発症してすぐに対処できれば予後は良くなりますが、時間が経ったものはなかなか改善が難しく時間がかかります。また、耳鳴りや耳が詰まる感じのないタイプも対処が難しくなります。

東洋医学で突発性難聴は、「肺」「腎」の機能と深く関わっていると考えます。

どちらと関係が深いかは問診や脈、お腹などをチェックして総合的に判断しますが、今回のお客様の場合は腎の虚とということが分かりました。

人は生まれてから幼児期、青年期と成長発育し、成人になると生殖能力を発揮して子孫を残し、次第に老いてその一生を終えるものです。この過程を東洋医学的な観点からみると、人の成長や老化は「腎」の働きの盛衰に大きく関わっていることが分かります。

腎の働きが衰退すると腎虚が進み、のぼせやめまい、疲れやすくなるなど、いろいろな不定愁訴を発症するようになります。そのため東洋医学の鍼灸では腎のツボや経絡を使い、その人がもともと持っている生命力や腎の強化を図る施術を行います。


腎虚には腎陰虚腎陽虚の2種類あり、それぞれ症状や施術の方法が異なります。

腎陰虚の場合、肝陽上亢(肝臓の陽気が過剰に興奮することで起こるもの)になりやすく陰虚と上亢に陥るため、のぼせが起こりやすくなるのが特徴です。

一方、腎陽虚は腎の温める働きが弱くなり、胃腸が冷えてくるのでそこから下半身の冷えにつながる場合があります。

いずれにしてもどちらかは問診や脈診、腹診で見極め、腎のツボや経絡を使ってその人が本来持つ生命力や腎の強化に努めます。

施術内容

鍼灸施術

東洋医学の施術には「標治法」と「本治法」の2種類あります。

「標治法」は簡単に言うと対症療法のことで、「本治法」は突発性難聴の症状が出てくる背景になっている原因を改善させる施術のことです。

当店ではまず、元になる原因を解消する「本治法」を行っていきます。


まずお客様の場合、腎の虚と診断されたので足のツボにハリを接触させ、補いました(このときまだ鍼は刺さない)。次に子午と経絡を応用させた子午治療で遠隔的にアプローチします。さらにうつ伏せになっていただき、腎と関係の深いツボである腎ユや志室に反応を見ながら2~3ミリ鍼を刺入します。

ほかにも身体の状態を見ながら天柱、えい風などの首周りのツボにもアプローチをしていきました。最後に奇経の照海-列欠にお灸をし、1回目の施術は終了です。

2回目以降はお客様の反応を伺いながら、その日の体調に合わせてツボを選び、根本改善を目指します。

施術回数とその後の変化

週に1回のペースで5ヶ月間通われました。

最初は杖をついて来店されていたのが、2ヶ月目からは杖がなくても来店いただけるようになりました。めまいはなくなり、耳鳴りも高い音でずっと鳴っていた音が低い音になったり、鳴らなくなったりした日も増えたそうです。

現在は、耳鳴りや耳の詰まりで日常生活に支障をきたすことはなくなりました。病院にも再度検査に行かれ、以前は聞き取り力が13%だったのが80%まで回復していたため、担当医に驚かれたと喜ばれていました。

おわりに

院長

今回は突発性難聴の改善方法について解説しました。

突発性難聴の症状は病院では改善できないことがほとんどですが、だからといってずっと聞こえないままでいるのはつらいですよね。東洋医学なら突発性難聴の原因を的確に突き止め、症状を改善するお手伝いができます

突発性難聴の症状でお悩みの方はぜひ当店にお越しください。経験豊富なスタッフがあなたの不調に寄り添い、あなただけの施術をご提案いたします。

当店の技術は多くのメディアで紹介されています

スタッフ全員が国家資格を保有しています

当日予約も承っています