【身体のメンテナンス】健康維持に欠かせない4つのポイントとは?

- update更新日 : 2023年07月20日
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測定

鍼灸院に来られているお客様のほとんどは、身体に何かしらの不調や不満を抱えているのではないでしょうか。

身体の不調を改善するためには鍼灸施術をしたり、日常生活に対するアドバイスをおこないます。しかし、痛みや不調がなくなるとその段階で通うことをやめてしまう方が一定数いらっしゃいます。

健康を維持するためには、痛みや不調がない時にも定期的なメンテナンスが重要であることをご存知でしょうか。こちらではメンテナンスの概要や必要性について詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。

体のメンテナンスとは?

体のメンテナンス

そもそもメンテナンスとは、「劣化を防いで寿命を長くする」という意味があります。

これは体に限ったことではなく建築物や機械、道具にも当てはまり、例えば一戸建て住宅で言えば10年ごとに外壁塗装をやり直す必要があります。これと同じように人の体も長く健康でいられるようにメンテナンスをすることが重要であると考えられているのです。

具体的には病気やケガの予防により健康な状態を長く維持していくのがメンテナンスの役割ですが、そのために「鍼灸」が存在します。

体のメンテナンスをおこなう頻度については個人差がありますが、当店では1ヶ月に1回のペースをおすすめしています。定期的に鍼灸を受けることにより施術の効果を長持ちさせ、あらゆる体の不調の予防も可能です。

メンテナンスをしないと起こる4つの弊害

肩こり

健康でいるためにはメンテナンスが重要であるとお伝えしましたが、もう少し掘り下げてみていきましょう。

メンテナンスをしなければ以下の4つが起こる可能性があり、心身ともに健やかな毎日を送ることが難しくなってしまいます。

①健康維持ができない

不調

肩こりや腰痛、頭痛といった症状は定期的に鍼灸を受けると痛みがなくなり楽になるでしょう。そうなると「もう通わなくても大丈夫」と思ってしまう方も多くいらっしゃいます。

しかし、痛みや不調がなくなったからといって根本から改善したことになるでしょうか?答えは「NO」です。

もちろん、体感する痛みは鍼灸を何回か受けることによってなくなりますが、もっとも大切なのは本当の原因を追求して、根本から改善することなのです。痛みが起こらない期間を長く保つことと、痛みが起こらないように予防することが重要と言えるでしょう。

私たちが食べているものや日頃の生活習慣によって、体にかかる負担は徐々に積み重なっていきます。その負担が一定のラインを超えた時に不快な症状として現れてしまうため、症状がなくなったとしても同じ生活を送れば、繰り返しまた同じ症状に悩まされることになるでしょう。

ぎっくり腰

ぎっくり腰を例に挙げると、いったん症状が改善したにもかかわらず、「良くなった」と思って元の生活に戻ってしまう方が多くいらっしゃいます。元の生活に戻ると当然体への負担が大きくなり、あらゆる症状の引き金となってしまいます。

しかし、定期的なメンテナンスを受けていれば体にかかる負担を取ることができ、ぎっくり腰に限らずあらゆる症状を防ぐことができます。

②時間を失う

時間を失う

体のメンテナンスをしないことにより、時間を失う可能性があります。

繰り返し症状が出てきた場合、症状を改善するまでにまた長い時間がかかります。施術時間や移動時間を考えると最低でも1回1時間はかかるでしょう。

症状が強い場合は週に1、2回の来店を1ヶ月以上続けなくてはならず、多くの方は大きな負担だと感じられるのではないでしょうか。また、痛みが気になって家事や仕事がなかなかはかどらず、普段の倍以上の時間がかかってしまうことも珍しくありません。

月に1回のメンテナンスを受けるだけで症状を予防することができ、このような時間のロスを防ぐことができるでしょう。もちろん、痛みに耐えながら家事や育児をおこなう必要もなく、常にハッピーな気持ちで毎日を過ごすことができます。

③お金を失う

お金を失う

同じ症状が繰り返し起こった場合、当然その都度お金がかかります。施術費用はもちろん、検査代、薬代、交通費などさまざまな費用がかかるため、積み重なると大きな金額になるでしょう。

また、痛みが悪化して働けないとなれば仕事を休まなければならなくなり、その期間には収入がなくなってしまいます。与えられた有給休暇には限りがあるため、消費してしまえば無給となるのはもちろん、会社からの信頼もなくしてしまうかもしれません。

メンテナンスをしないことで繰り返し症状が起これば、結果的にメンテナンスにかかる費用よりも多くのお金を失うことになるでしょう。

④安心を失う

不安

お客様の中には定期的に会社の健康診断や人間ドックを受けている方もいらっしゃると思います。そういった方は検査結果が「異常なし」であれば、安心感を感じられるのではないでしょうか。

異常がなければ今の生活を続けていて問題がないということになりますし、もし異常があれば必要に応じて修正することができます。メンテナンスも専門家に体の状態をチェックしてもらい、異常を見つけてもらうという意味では同じです。

軽い肩こりや腰の張りは、初期の段階では痛みがそこまで強くありません。むしろ自覚症状がないことも多く、そのまま気づかずに毎日を過ごしてしまい、いつの間にか強い痛みでどうしようもなくなってしまうというケースが多く見られます。

痛みとして感じられる頃には症状がかなり進行しているため、改善をするにもかなりの時間とお金がかかってしまうでしょう。しかし、定期的なメンテナンスをすることで「病気にならないための予防」が可能になるため、体にかかる負担を抑えて症状が出るのを防ぐことができるのです。

定期的にメンテナンスをして快適な毎日を目指そう

運動後

「症状が出てから専門家に見てもらえば良い」と思っている方も多くいらっしゃると思いますが、症状が出てからでは時遅しであることも少なくありません。

定期的なメンテナンスをおこなうことにより、体にかかる負担を軽減することができますので、あらゆる不快な症状を予防することが可能です。

長く健康でいたいという方はぜひ当店の鍼灸施術を受けて、体と向き合ってみたはいかがでしょうか。

吉澤院長