【睡眠改善】鍼灸師が教える不眠に効くツボ 4選

東洋はり灸院 大津石山院 院長の吉澤です。
今回は「赤子のようにぐっすりと眠れるツボ」についてお話ししたいと思います。
【動画解説】鍼灸師が教える安眠のツボ
ぐっすり眠れるツボ 4選
体には12本の「経絡」というエネルギーの通り道があり、詰まりや滞りが生じると肩こりや頭痛、生理痛などの不調につながります。この滞りを解消する方法として、マッサージや鍼があります。
経絡の流れを促進させ、詰まりを取り除くことが東洋医学の仕事です。そこで今回は、副交感神経を整えて脳をリラックスさせ、不安をやわらげ、ぐっすり眠れるようになる4つのツボをご紹介します。
①労宮
1つ目にご紹介するツボは「労宮」です。
労宮は、人差し指の付け根のしわから手首側に下がったくぼみにあります。ここをイタ気持ちいいくらいの強さでグーっと20秒から30秒ほど押し続けてください。
労宮を押し続けると、だんだんと呼吸が楽になり、鼻の奥の方に変化を感じるはずです。
②大陵
2つ目は、「大陵」です。
大陵は、手首のしわの中央にあります。
大陵を上に向かって20秒から30秒ほどグーっと押すと、呼吸が楽になり、胸のモヤモヤも解消されます。
③少府
3つ目は、「少府」です。
少府は、小指の付け根の薬指側端にあります。
心臓系のツボになるため、不安やイライラを和らげる効果があります。
少府は小指側に向かって押してください。
④神門
4つ目は「神門」です。
神門は、手首の内側、手のひらを上にして手首を曲げたときにできるシワの、小指側のくぼみにあります。
神門を小指方向にグーっと押すと、イライラや心配を解消してくれます。
おわりに
これら4つのツボを寝る前に順番に押すと、入眠しやすくなり睡眠の質も高まりますので、ぜひお試しください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。